LINE 子供を危険から守るために大人が考えるべき対策!
大人だけでなく
子供のコミュニケーションツールとしても
広く利用されているLINE。
子供=中高生というわけではなく、
なんと、小学生にして既にLINEを使っている
使っている子供も多いんだとか。
記事の目次(※青地クリックで移動)
主戦場は「小4」?
10月13日(日)の産経新聞に掲載されていたニュースの中に、
【小学校でのLINE氾濫「規制困難」】
という内容のものがありました。
見出しをみるとなんとなく想像がつくかもしれませんが、
小学校に通う子供、そしてその親の間でも
LINEというツールは普及しているようです。
普及している分には何ら心配はないのですが、
問題はLINEの使い方にありました。
まず、小学生の実態を見ていくと、
次の通りになっています。
今年9月末に大阪市内で開かれた
第1回定期総会では、様相が一変。急速に普及する無料通話アプリ
「LINE」への対応策に話題が集中した。連絡会の座長を務める兵庫県立大准教授の竹内和雄氏は
「もはや主戦場は小学4年生だ」と指摘する。竹内氏によると、学童保育が小学3年生で終了し、
野球やサッカーなどのクラブ活動や
学習塾通いが始まるのが4年生。このタイミングで子供に携帯を持たせる親が多いが、
選ばれる端末はフィーチャーフォン(従来型携帯電話)ではなく、
スマホだ。
スマホを持たせるのであれば
「フィルタリング機能」を使うことで
子供に被害がないようにするのが一般的です。
が、フィルタリング機能を使うと
LINEを使うことが出来なくなってしまうため、
機能を導入しない親が増えているのだそう。
そのため兵庫県内のとある小学校では
次のような出来事が起こってしまいました。
携帯電話の持ち込みはもちろん禁止だが、
ある児童が、10人まで同時接続できる携帯電話会社の
無線LANルーターを教室に持ち込み、
アイポッドタッチでLINEをしていた。もちろん、アイポッドタッチへの
フィルタリング導入は困難。この時、教室ではどんなサイトも“見放題”になっていた。
この状態って非常に危険だと思いませんか?
フィルタリングを導入していないがゆえ、
どんなサイトも見ることが出来てしまう。
その中で「うっかりした間違い」をしてしまえば、
親の知らないところで子供が事件に巻き込まれる
という可能性も大いに考えられます。
LINEはまだまだ奥が深い
子供の欲求を取るか、安全を取るか
人間の心理として、
周りが使っているから自分も使いたくなる〜
というものがありますよね。
特に、子供の頃はこの心理が強く働くと思います。
◯◯くんがLINEを使っているから
僕も使いたい!
LINEを使っていないのは僕だけだから
仲間外れにされちゃう!
子供の欲求を優先させると、
もしかしたら仲間外れの対象に
されてしまうかもしれない。
友達と同じようにLINEを使わせたら
もしかしたら事件に巻き込まれるかもしれない。
親からしれみれば
非常に頭を悩ませる部分であると思います。
今後は、大人のLINEの使い方だけではなく、
子供のLINEの使い方についても
環境を整えていく必要があると言えますね。