LINE 売上構成と推移〜今後は値上がりの影響を受けるか?〜
2011年に初版がリリースされて以降、
年々ユーザー数を伸ばしてきて、
2013年7月21日には世界累計で
ユーザ数が2億人を突破したLINE。
改めてこれまでのユーザー数の伸びを見てみると、
2011年12月23日:1,000万人
2012年4月18日:3,000万人
2012年7月26日:5,000万人
2012年11月30日:8000万人
2013年1月18日:1億人
2013年4月3日:1億5,000万人
2013年7月21日:2億人
リリース当初の伸びは緩やかだったものの、
2013年に入ってからは急激にユーザー数も
増加しているのがわかります。
では次に、ユーザー数の増加に伴って
売上がどのように推移してきたのかを見てみます。
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売上高も急上昇
単純に計算してみても
1年前に比べてユーザー数は2倍になっています。
ですが、売上の増加率は
予想を遥かに超える数字を記録しています。
2012年度4-6月期:3.0億円
2013年度1-3月期:58.5億円
2013年度4-6月期:97.7億円
いかがでしょうか?
2012年度4-6月期と2013年度4-6月期を比較すると、
約32.5倍にまで売上が増加しています。
2013年の1-3月期と比較しても
約1.67倍増加していますから、
LINEの勢いが凄まじいことが伺えます。
LINEはまだまだ奥が深い
売上構成を比較
LINEの売上を担っているのは
もちろん有料サービス。
無料ゲーム内での課金サービスであったり、
トークで活躍するスタンプなどですね。
では、これらの有料サービスが
どの程度の売上を占めていて、
どのように推移したのかという点を見てみます。
【2013年度1-3月期】
- ユーザー数:1億5,000万人
- 売上:58.5億円
- ゲーム課金:29億円
- スタンプ課金:17億円
【2013年度4-6月期】
- ユーザー数:2億人
- 売上:97.7億円
- ゲーム課金:51億円
- スタンプ課金:26億円
比較してみると、
とりわけ売上を伸ばしているのは
「ゲームでの課金」
だということがわかりますね。
AppStoreの値上がりの影響はあるのか?
10月18日にAppStoreで配信されている
アプリが値上がりしたことを受け
LINEのスタンプやアプリ内の課金サービスも
値上がりするということになりました。
たった数十円の値上がりとはいえ
やはりユーザーの反応はネガティブな意見が多いです。
この値上がりが影響が
LINEの有料サービスにどこまで及ぶのか・・・
注目して今後の動向を見ていきたいと思います。